結果でなく進行形の中から

2003年1月発行海月通信第19号掲載

 ものごとは考えて出来ることでなく やりながら考えながら その中から生まれてくるので、やる前からこれがこうなるとか考えるとそのことにとらわれるので まず行為行動におこしてのち そのあり方をみる。
 新しいことをはじめる時は 出来るだけいろんなものを集めて そのあり方をごちゃまぜにしてみる。
そして そこからはじめて そのおもしろさや気がつかなかった現実をとらえて又そこからはじまる。


 形を作ったりする時も こんな感じと思ってやってみるが 今いちで又やりなおすというくり返しを何度もするが、そのくりかえしの中から次々と変化するので それを決めるのは白紙で謙虚にあるがままをみてそのことを決めることはないがその中で自分の体験した エキスがそのこと(形)を自然に決定づけていくので、やりながら 考えながら又考えながらやりながら、というようにじゅんぐり じゅんぐりと創られてくる。1995年8月2日 MEMOより

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