堀尾貞治 HORIO SADAHARU
- 略歴
- 1939 兵庫県 神戸市に生まれる
- 1955 三菱重工業神戸造船所に勤めながら美術活動を行う
- 1966 具体美術協会員となり1972年解散まで参加
- 1985 「あたりまえのこと」というテーマで制作を始める
- 1998 定年後は年間約100回に及ぶ無数の
個展、グループ展、パフォーマンスなどを行う - 2002 堀尾貞治あたりまえのこと/ 芦屋市立美術博物館
32日のパフォーマンス - 2005 横浜トリエンナーレ 2005/連続82日のパフォーマンス
(堀尾貞治+現場芸術集団「空気」) - 2013 Gutai: Splendid Playground/ グッゲンハイム美術館
ニューヨーク(オープニングパフォーマンス) - 2014 堀尾貞治「あたりまえのこと<今>」
BBプラザ美術館、神戸 - 2016 A Feverish Era in Japanese Art/ BOZAR
ブリュッセル美術センター、ベルギー - 2017 東アジア文化都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」
堀尾貞治+現場芸術集団「空気」/京都 - 2018 Axel Vervoordt Gallery個展/ベルギー、香港
- 11月 死去
「あたりまえのこと」
1985年4月、東門画廊で開催した個展のタイトルに初めて「あたりまえのこと」ということばが用いられる。
それは本来、あたりまえすぎて意識にのぼらない「空気」という存在を、美術の力で可視化しようとする営みをさしていた。しかし「空気のこと」ではあまりにも直接的に感じられたため、表現をオブラートに包んだのである。「あたりまえのこと」はこれ以降、原則的に堀尾のすべての作品に冠され、その制作コンセプトを貫くバックボーンとなっている。
「Sadaharu Horio」@The Vervoordt Foundation & ASA Publishers,2011 山本淳夫「あたりまえのこと 堀尾貞治論」より抜粋
- 主な展覧会歴
- 堀尾貞治年譜 堀尾昭子
- ぼんくら会のこと 土師清治
- 「SADA」のこと。 山下克彦
- 現場芸術集団「空気」のこと 原口研治
- 追悼 堀尾貞治「あたりまえ」の死 山本 淳夫
- 1000kg千箇所プロジェクト 友井隆之
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