やりすぎ

2008年9月発行海月通信第53号掲載

 我々の生活の中で、やりすぎという事をよくいう。

 このやりすぎというのは物量のことを差していて、食事でも腹八分目というのは良いというが、100%上食べたりすると、苦しくてしんどくなる。薬でも適量というのがあるが、飲みすぎると毒になる。酒もすぎるとアル中で気違い水になる。衣食住のあり方でも、冬にランニングでは風邪を引くし、夏にキルティングコートでは拷問である。

 等々、やりすぎると色々まずい事がおこってくるが、絵を描くとか創作、音、作曲するとか、神を信じるとか精神の遊びというか楽しみは、いくらやってもやりすぎるという事はない。僕が10万枚のエスキースを描こうとしているが、やりすぎると思った事がない。1998年6月8日 MEMOより

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