2012年1月発行海月通信第73号掲載

展覧会を次々とやるというのは、何も自分の為にやるのでない。自分の為にやっている事なら、必ず疲れて倒れるはずである。展覧会は、神の為にやるのであって、自分がどれだけ前に向いてメッセージを投げているかである。
誰も見てくれなくても一番自分が面白ければ、必ず次のことが出来る。しかし変に自分に価値をつけると、必ずそこから疲れが出てくるのである。
この世界の面白さは自由で無限である。そして真理と正義が、どっと どっと、音をたてて動いている楽しい楽しい世界。よろこびである。1998年10月20日 MEMOより