海月通信メモシリーズ A Matter of Course MEMO Series

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あたりまえのこと「今」

2014年7月発行海月通信第88号掲載 僕は今、BBプラザ美術館で3/20→6/1の長い期間で個展をしていて、その今回のタイトルが あたりまえのこと「今」と云う事にしているのです。展覧会前はそんなに深く考える事なく、従来の先輩が自分の培って...続きを読む
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にわか彫刻

2014年5月発行海月通信第87号掲載 今、神戸のBBプラザ美術館で僕の個展 2014年3月21日→6月1日の会期で、堀尾貞治展あたりまえのこと「今」というテーマでやっていて、オープニングのパフォーマンスとして、にわか彫刻という作品を創った...続きを読む
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夫々の位置が世界一おもろいものを秘めた位置 後編

2014年3月発行海月通信第86号掲載 最近は小綺麗な画廊や美術館では、水を使用してはイカン。テープはイカン。釘はイカン。モチロン火はイカン。臭いのするものはイカン。イカン、イカンで何をせーと云うのかと思う。今、若い人達我々は手探りでやって...続きを読む
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夫々の位置が世界一おもろいものを秘めた位置 前編

2014年1月発行海月通信第85号掲載 この間、大阪黒門市場近く、昔の長屋の2階にある「御蔵跡」というART SPACE(土師清治さんがオープンして我々のアジトになっているのです)、そこで、「春成こみち」さんの「SADA」というタイトルの個...続きを読む
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正確に話しをする

2013年11月発行海月通信第84号掲載 日々の生活の中で会話をしているが、その会話の中に多分に自分の感覚や、勝手な思い入れで会話をしている。それはそれで楽しく、又それはそれでそのように、その人の中に、跳ね返って来るのであるが、会話の中で軽...続きを読む
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生きてる時間

2013年9月発行海月通信第83号掲載 生きてる時間というのは、むつかしいもんです。それは何かといいますと、とんでもないと云う事です。考えなくてもいい事を考えて、一人その悩みにとりふせられていると云ったような事が多々あるのが人生です。 ほう...続きを読む
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感性を呼び込む

2013年7月発行海月通信第82号掲載 僕は毎日色塗りをオブジェに塗っているのであるが、なんの意味もない行為である。その中でしかし日々何かを考えのであるが、考えているというだけでは実は何も考えていないのである。考えるというのは、具体的に自分...続きを読む
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グッゲンハイム美術館(GuggenheimMuseum)「具体展に出かけて」

2013年5月発行海月通信第81号掲載 具体展がNEW YORK GUGGENHEIMであるということは一年も前から聞いていたけれど具体的には3ヶ月前くらいのことだったし、自分が行くとも思っていなかった。松谷さんからの手紙で具体的にオープン...続きを読む
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人生とは簡単なことの上に

2013年3月発行海月通信第80号掲載 今58才である。たったそれだけの事であるが、このたった58才の中に、いろいろと詰めもんがされるのであるが、若い頃に見たり考えたりしていた事が、なんであったのかと思う。美術について、いいとか悪いとか言っ...続きを読む
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同じもの

2013年1月発行海月通信第79号掲載 同じものを同じところに持ってきても、同じでなく、同じと云うことで覚えているだけである。同じものと云うのは悪いイメージを作っていて、変わるというのが良いことのように云うが、同じものは何一つないのである。...続きを読む